近頃SNSや動画メディアを中心に注目を集めている「ドバイチョコレート」。ピスタチオクリームの濃厚な風味と、細い麺状のパリパリ生地（カダイフ）を合わせた、独特の見た目と食感が特徴のスイーツです。その斬新なビジュアルと食感のギャップが「見て楽しい・食べておいしい」と話題を呼び、検索する人が急増しています。
しかし、まだ日本国内では本格的な流通は進んでおらず、「どこで買えるの？」「本物ってどれ？」と戸惑っている人も多いはず。
そこで本記事では、ドバイチョコレートが買える具体的な場所やオンラインでの購入方法、人気商品との違い、本場の製品を手に入れるコツなどを網羅的にご紹介します。
ドバイチョコレートとは？
“ドバイチョコ”の愛称で呼ばれるこのスイーツは、正式にはドバイのパティスリーブランド「Fix Dessert Chocolatier」が展開するスイーツが元祖。ピスタチオやヘーゼルナッツのクリームをチョコレートで包み、カダイフ（中東で使われる細いパリパリ麺）を層状に絡めた見た目がインパクト抜群。
しかし、日本で手に入るのは、主に韓国などで作られた“ドバイ風”アレンジ商品が中心です。中にはカダイフの代わりにそうめんを揚げたようなものを使用する商品もあり、味のバリエーションも様々です。
買える場所①：カルディコーヒーファーム
輸入食品でおなじみのカルディでは、韓国メーカーが製造した「ドバイスタイルチョコレート」が一部店舗で販売されています。カダイフの代用品として揚げ麺が使われており、見た目はそっくり。ピスタチオクリームの風味も再現されていて、気軽に“話題の味”を楽しめます。
価格はおよそ600円前後。サイズは小ぶりで、ザクザク食感が魅力。カルディのオンラインストアでも販売されていることがありますが、人気商品のためすぐに売り切れることも多いので、こまめに在庫をチェックしましょう。
買える場所②：ドラッグストア（ウエルシアなど）
意外なところでは、ドラッグストアでも販売が始まっています。中でもウエルシアでは、韓国製のドバイチョコを店頭に並べる店舗が複数存在し、SNSでも「ウエルシアで見つけた！」という声が続出しています。
販売されている商品は、水色のパッケージで可愛らしく、価格も600円前後と手頃。カダイフのザクザク感とナッツの香りが特徴で、「思ったより本格的」と評判です。
なお、取り扱い状況は地域差があり、在庫も限られているため、確実に入手したいなら店舗に問い合わせをしてから向かうのがおすすめです。
コンビニでは売っているのか？
現時点では、大手コンビニ（セブン、ローソン、ファミマ）での一般的な取り扱いはほぼ確認されていません。一部のナチュラルローソンなど、商品セレクトに特徴のある店舗でのみ、スポット的に入荷されることがあるようです。
なお、韓国ではコンビニでの取り扱いが進んでおり、それが日本の検索ワードに影響して「日本のコンビニでも買えるのでは？」と思われがちですが、国内ではまだまだ限定流通の段階です。
成城石井・ドンキ・その他専門店
高品質な輸入商品を取り揃える成城石井でも、一部店舗にて販売が確認されています。SNSの投稿などで目撃情報があり、気になる人は最寄り店舗に直接問い合わせるのが確実です。
また、ドン・キホーテでは複数の店舗で韓国製のドバイチョコが販売されています。
価格帯は500～800円ほどと比較的リーズナブルで、パッケージやバリエーションも豊富。気軽にトレンドスイーツを楽しみたい人にはぴったりです。
業務スーパーでは買えない？
結論から言えば、業務スーパーではドバイチョコレートの販売は確認されていません。業務スーパーはコストパフォーマンス重視の商品展開が中心のため、こうした“映えスイーツ”は取り扱いにくいジャンルだと考えられます。
東京で人気の実店舗カフェ
東京には、ドバイチョコを“本格風”に楽しめるカフェがいくつかあります。
- CAFE N°_5（表参道）
ピスタチオクリームとカダイフを使った自家製スイーツを提供。テイクアウトも可能。 - サロン ド ルイ ジュエリーカフェ（代官山）
宝石のようなスイーツが人気で、ドバイチョコ風のメニューも展開中。ただし数量限定。 - OKUDO大久堂（新大久保）
韓国スイーツに特化したショップで、ミルク・ダークなどの種類も豊富。
その他、原宿や中目黒の韓国カフェでも販売されており、都内で探せば比較的手に入りやすくなっています。
本場「Fix社」の正規品はどうやって買える？
ドバイにある「Fix Dessert Chocolatier」が製造するオリジナルドバイチョコは、現地限定の超レア商品。基本的にはドバイ現地でのみ販売されており、購入にはフードデリバリーアプリ「Deliveroo」を使う必要があります。
注文は1日2回のみ受付、数量も限られており、即完売することも珍しくありません。したがって、旅行ついでに現地で注文するか、ドバイに住む知人に依頼するのが現実的な入手方法となります。
類似品のおすすめ：トルコの「divan」
Fix社以外にも、トルコの高級スイーツブランド「divan（ディヴァン）」が製造するドバイ風チョコレートが、日本国内でも入手可能です。
松屋銀座や百貨店のバレンタイン催事、またはオンラインストアなどで販売されており、「本物にかなり近い」と高評価。見た目も美しく、贈り物としても人気です。
オンライン通販で買うなら？
Amazonや楽天市場、Qoo10などでもドバイスタイルチョコレートの購入が可能です。韓国製の商品が主流で、価格は2個で約1800円〜2500円とやや高め。送料が加わる場合もあるため、総額を確認してから購入しましょう。
注意点として、転売品や正規でない商品も多いため、レビューや販売者情報をよく確認することが重要です。見た目が似ていても、品質や味が異なる場合もあります。
価格帯と選び方の目安
- カルディ／ウエルシア／ドンキ等：1個500～800円
- 東京のカフェ・専門店：1,000～1,500円前後
- 本物（Fix社）：現地価格で3,000円前後、日本での転売品は1万円超もあり
- オンライン（韓国製）：2個で1,800～2,500円＋送料
選ぶ際は、見た目・味・価格・入手難易度のバランスを見て、自分に合った商品を探しましょう。
まとめ
今大注目の「ドバイチョコレート」は、日本では韓国製のアレンジ商品が主流で、カルディやウエルシア、ドンキなどで手に入ります。本物を手に入れるにはドバイでの現地購入が必要ですが、トルコのdivan製品も高品質でおすすめ。
ネット通販なら気軽に試せますが、価格や品質に差があるため、口コミや商品説明をしっかり確認してから購入を。流行に敏感なスイーツファンは、ぜひ一度話題のドバイチョコを試してみてはいかがでしょうか？
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